星めぐりの歌 - 宮沢賢治｜詩の朗読

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　宮沢賢治さんの"星めぐりの歌"を朗読しました。賢治さんの詩はどれも美しいですよね。私はこの詩を読んでいると銀河鉄道の夜が浮かんできます。NHKの番組で「ムジカ・ピッコリーノ」という音楽教育番組がありまして、そこでもこの曲が歌われていて感動したのを覚えています（スチームパンクの世界観が素敵な番組です）。

　最後まで読んでくれてありがとうございました。心を込めて朗読しました。よければきいてください。それでは又。

星（ほし）めぐりの歌（うた）

あかいめだまの　さそり
ひろげた鷲（わし）の　　つばさ
あをいめだまの　小（こ）いぬ、
ひかりのへびの　とぐろ。

オリオンは高（たか）く　うたひ
つゆとしもとを　おとす、
アンドロメダの　くもは
さかなのくちの　かたち。

大（おお）ぐまのあしを　きたに
五（いつ）つのばした　　ところ。
小熊（こぐま）のひたいの　うへは
そらのめぐりの　めあて。