生い立ち
国立和歩(くにたちかずほ)と申します。人里離れた小さな古民家で育ちました。大自然の中を駆け回り、自由奔放な幼少時代を過ごしました。新しいものより古いものに興味を持ちました。ハイカラな時計よりも、祖父の部屋にあったボンボン時計が大好きでした。祖父に抱えてもらいながら、その時計のゼンマイを巻くのが私の仕事でした。
テレビをよく見ていました。特にドキュメンタリー番組が好きで、クローズアップ現代や世界まる見え特捜部などをかじりついて見ていました。変わり種とも言える特命リサーチ200Xも大好きでした。当然のことながら徳川埋蔵金やノストラダムスの大予言はばっちり信じていました。良い時代だったと思います。
そうして少年になった頃、私は近代文学と出会いました。それは太宰治さんの人間失格から始まり、いつしか近代詩の世界へと導かれていきました。現在は「中原中也さんがアルチュール・ランボオの生まれ変わりだと信じるなら、私は中原中也さんの生まれ変わりだと信じます」と、純度の高い空想に生きる朗読家へと成長しています。
私のこと
B型の乙女座。趣味は書き物と散歩。大自然を歩くこと、言葉を紡ぐこと、文章で綴ることに安らぎを感じています。特技は掃除です。ルンバより良い仕事をします。それと少しだけ速くオートバイを走らせることが出来ます。
コミュニケーション能力は驚くほどに低いです。対面や通話ではこちらの伝えたいことが上手に伝わりません(文章でのやり取りは人並みにできます)。なのでInstagramやTwitterのようなSNSも得意ではなく、ブログのようにゆっくりと時間が流れるインターネットに落ち着きました。
好きなことに没頭することが多いです。自分の世界に入ってしまうと周りが見えなくなります。ファンタジー、ロマンチシズム、ゴシック、ノスタルジア、パンクス、概ねそのような成分で、私の身体と思想は構成されています。特にスチームパンクの世界観が大好きです。
未来への想い
表現者として生きたいです。書き物をします。朗読をします。このインターネットの片隅でひっそりと発信していきます。朗読については未経験からのスタートとなり、拙い部分が数多くあるとは存じますが、日々の練習を重ねて少しずつ改善していきます。どうぞよろしくお願いします。
こうして電子の世界を通じて表現する行為は、私という人間がこの時代に確かに存在したのだという、いうなれば印のようなものを残したい想いからでした。これからも時間の許す限り、私は、私の世界を描き続けていきたいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。お記憶に留めていただければ光栄です。
経歴
・2022年7月 ブログを開設。発声や朗読の勉強を始めました。
・2022年10月 YouTubeで活動開始。「声と音の文学館」
・2022年12月 stand.fmで公開。「声と音の文学館」