萩原朔太郎さんの詩集、月に吠えるより"天景"の紹介です。四輪(よんりん)ではなく四輪(しりん)と読み始めるのが大好きです。七五調でテンポが良く、読んでいるとなんだか気持ちがきゅっと締まります。その内に暗唱できそうですね。
詩の中にある"窓青き建築"から感じたのは紛れもないファンタジーでした。私はこの建物を天国のような場所でしか見れないものだと読み解きました。つまりこの馬車は天上に向かって静かに駆けているのです。"光る魚鳥"とはあちらの世界で泳いでいる生き物でしょうか。
朔太郎さんの描く天上景色はこのような感じなのかとドキドキしました。最後まで読んでくれてありがとうございました。心を込めて朗読しました。ご視聴いただければ幸いです。それではまた。
しづかにきしれ
ほのかに
しづかにきしれ
また
しづかにきしれ